学校法人成徳学園 神戸龍谷中学校高等学校

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Jeremy Gilley氏とのSkype授業

2017/11/22

11月1日にJeremy Gilley氏とのSkype授業がおこなわれました。これまで、本校のグローバルイシューズの授業で、生徒たちは世界の諸問題について学んできました。多くの深刻な問題が山積される中で、それらの解決に取り組んでいる個人や団体を知ることから学習が始まりました。グローバル社会の抱える悲惨な諸問題に絶望感を感じるのではなく、それをどうにか解決しようとする様々な活動にプラスの影響を受けています。

特に生徒の関心を引いたのは、Peace & conflict(平和と闘争)でした。この内容に関して、国連が毎年9月21日に「世界平和の日」を設定するに至った、Jeremy 氏の活動について学習しました。「年に一度でもいいから、戦争や紛争、あらゆる暴力を止めたい」という彼の思いは、ダライ・ラマ法王からも支持を得て、次々と世界の首脳と会うことになり、2001年9月7日、ついに、国連は「世界平和の日」を毎年9月21日に制定させるに至りました。皮肉にも、この4日後、アメリカで9,11同時多発テロが起こりました。「ピースデイを締結しても、戦争やテロがなくならなければ意味がない」、彼の世界平和を訴える活動は続きます。

この日が実現された例として、2007年のピースデイにタリバンを含むすべての武装勢力が、この日、一日だけ休戦を宣言し実現することになりました。その結果、160万人の子供たちが、ポリオの予防接種を受けることができました。戦争の中で、生まれ育った人々、子供だけでなく、兵士達もこの一日の安らぎを体験できた瞬間でした。

Jeremy 氏の創設したNGO、Peace One DayのWebで、教材入手の登録をしていた経緯で、同団体から、10月14日に、突然、メールが届きました。あのJeremy氏本人からスカイプ授業をしないかという提案でした。 あまりにも、唐突、そして、タイムリーすぎる好機に、目と耳を疑いました。しかし、現実味が増すにつれて、それは興奮に変わっていきました。

この2年ほど、Jeremy氏は若者と平和について話そうと世界の学校に直接連絡を取っているとのことで、日本の生徒と平和について話すのは、今日が初めてということでした。

連絡を取り合った結果、うそのような本当の話、急遽、11月1日(水)の日本時間15:00(イギリス時間 7:00)にJeremy氏とスカイプ授業が実施できるという回答がありました。

当日、生徒は14:40にAL Commonsにスタンバイしました。生徒は3年生のグローバルコースの生徒35名、一貫コースの5名と留学生1名が参加しました。挨拶、司会、質問者の役割をあらかじめ決めて。本番に挑みました。しかし、予定の時間の、、、10分が過ぎ、20分が過ぎ、、、Jeremyとの連絡が取れません。もしかして、アクシデント? 実は、10月28日(日)にデイライト・セイビングの夏時間が終わり、冬時間が始まっていたのです。つまり時計の針が1時間もどるのです。ということは、ロンドン時間は朝の6時。あと1時間、待たなければなりません。予測しないことが起きるのが人生です。この機会を楽しみにしていた生徒たちは、Jeremy氏を信じて、辛抱強く待ちました。

待てば海路の日和あり。スカイプセッションが、日本時間15:40に(なんと、ロンドン時間 早朝 6:40 !)はじまりました。約1時間、Jeremy氏は、生徒の質問に答えてくれました。

Jeremy氏と生徒のやり取りで印象に残ったものを記します。

生徒1の質問
: 平和は実現できますか。
Jeremy氏の回答
: 今日、多くの暴力は、家庭、近隣社会、学校、職場、身近なところで起こっている。
 平和の意味を自分の周りの人に広めてほしい。
生徒2の質問
: 困難に出会ったとき、どう気持ちを切り替えますか。
Jeremy氏の回答
: 失敗から学べ。登山家は、頂上を見ていない。一歩一歩足元を見ている。
生徒3の質問
: 日本を取り巻く世界情勢について、どんなことを心配していますか。
Jeremy氏の回答
: 恐怖にとらわれてはいけない。苦悩を恐れることは、苦悩そのものより悪いことだ。

Jeremy氏は、若者たち一人一人が平和の伝道者として、平和のすばらしさを全世界に広めてくれることを望んでいます。 また、この地道な活動が、彼のこれからの活動であると,微笑みながら、熱く語ってくれました。

最後に、このような素晴らしい、時間を共有できたことが、参加した全員にとって、岡田校長が言われた「Once-in-a lifetime(一生に一度あるかどうかの)、貴重な体験」になったと思います。興奮と感動の余韻を私自身も楽しみながら、平和の大切さを伝えていきたいと思いました。

[当日の様子]

Short Greeting

Short Greeting

Questions from Students

Questions from Students

Questions from Students

Questions from Students

Jeremy Gilley氏と記念写真

Jeremy Gilley氏と記念写真

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